勝山市議会 > 1995-06-09 >
平成 7年 6月定例会(第1号 6月 9日)

  • "繰越額"(/)
ツイート シェア
  1. 勝山市議会 1995-06-09
    平成 7年 6月定例会(第1号 6月 9日)


    取得元: 勝山市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-14
    平成 7年 6月定例会(第1号 6月 9日)                平成7年6月            勝山市議会定例会会議録第1号 平成7年6月9日(金曜日) ─────────────────────────────────────                   平成7年6月9日(金曜日)午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 議案第37号 平成7年度勝山市一般会計補正予算(第1号) 第 4 議案第38号 平成7年度勝山市下水道事業特別会計補正予算(第1号) 第 5 議案第39号 勝山市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について 第 6 議案第40号 勝山市選挙公報発行に関する条例の一部改正について 第 7 議案第41号 勝山市道路線の認定について 第 8 議案第42号 勝山市道路線の変更について 第 9 議案第43号 勝山市道路線の廃止について 第10 議案第44号 勝山市農村集落多目的共同利用施設の設置及び管理に関            する条例の制定について 第11 議案第45号 勝山市税条例の一部改正について 第12 議案第46号 勝山市立三室小学校屋内運動場改築(建築)工事請負契            約の締結について
    第13 議案第47号 平成6年度勝山市一般会計補正予算(第5号)に関する            専決処分の承認を求めることについて 第14 議案第48号 平成7年度勝山都市計画土地区画整理事業特別会計補正            予算(第1号)に関する専決処分の承認を求めることに            ついて 第15 議案第49号 勝山市税条例の一部改正に関する専決処分の承認を求め            ることについて 本日の会議に付した事件 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議案第37号から議案第49号まで 出席議員(17名)    1番 酒 井 義 博 君      2番 松 井 拓 夫 君    3番 斎 藤 節 治 君      4番 藤 澤 七郎兵衛君    5番 岩 見 寿 信 君      6番 北 山 謙 治 君    7番 野 尻 佐太郎 君      8番 嶋 田 政 憲 君    9番 佐々木 隆 也 君     10番 竹 内 久 三 君   11番 近 藤 栄 治 君     15番 辻   一 敏 君   17番 乾   吉 一 君     18番 廣 田 与三次郎君   20番 水 上   晟 君     21番 武 内 盛 直 君   22番 西 出   巌 君 欠席議員 (2名)   12番 上 山 留 治 君     13番 上 山 弥 栄 君 説明のため出席した者  市 長               今井三右衛門君  助 役               島田 英博 君  教育長教育委員会事務局長事務取扱 仲村 茂春 君  市長公室長企画課長        川村 英夫 君  総務部長総務課長         松田 正道 君  市民福祉部長福祉事務所長     渡  顕吾 君  産業部長林務課長         松村伊右ヱ門君  建設部長都市建設課長       加藤 伯昭 君  消防長               長谷川義尚 君  秘書広報課長            佐野 瑞円 君  税務課長              坂井 武男 君  市民課長              中村 昭六 君  保健衛生課長            留田 伸一 君  商工観光課長            竹内 範国 君  農務課長              経塚 久雄 君  開発課長              中村 重夫 君  下水道課長             三屋 幸夫 君  上水道課長             佐久間謙治 君  会計課長              宇田勢津子 君  教育委員会庶務課長         雲龍 幡空 君  生涯学習課長            田中 武雄 君  体育課長              千葉 治雄 君  図書館長              平泉 浤祥 君  監査委員事務局長          八十嶋輝雄 君  農業委員会事務局長         黒瀬 寿一 君 事務局出席職員   局   長  福 田   稔   書   記  羽 生 英 昭   書   記  平田    昭   書   記  山 田 誠 一   書   記  上 山 忠 恒      午前10時30分開会 ○議長(佐々木隆也君) これより勝山市議会定例会を開会いたします。   ───────・─────── ○議長(佐々木隆也君) 直ちに本日の会議を開きます。   ───────・─────── ○議長(佐々木隆也君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において、嶋田政憲君及び竹内久三君を指名いたします。   ───────・─────── ○議長(佐々木隆也君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  今期定例会の会期については、去る5月11日、議会運営委員会を開き協議をされましたので、その結果の報告を委員長よりお願いいたします。 ○議長(佐々木隆也君) 嶋田議会運営委員長。  (議会運営委員長 嶋田政憲君 登壇) ○議会運営委員長嶋田政憲君) 議会運営委員会の報告をさせていただきます。  今期6月定例会の日程等につきまして、去る5月11日、議会運営委員会を開き協議いたしました。その結果を御報告いたします。  お手元にお配りの会期日程表により説明をさせていただきます。  今期定例会の会期は、本日から21日までの13日間といたしたいと思います。  まず、日程について申し述べますと、本日は、まず最初の本会議において議案の上程及び提案理由の説明を行います。その後、全員協議会京福電鉄越前本線存続対策特別委員会を開きます。  10日、11日、12日は休会とし、13日は一般質問を行い、14日は、一般質問と議案に対する質疑を行い、そのあと、議案、請願、陳情を各委員会に付託いたします。  15日、16日は、常任委員会を開いていただきたいと思います。  17日と18日は休会とし、19日は、全員審査特別委員会と、日程表に書いてあります3つの特別委員会を開いていただきたいと思います。  20日は、休会とします。  最終日の21日は、最初に全員協議会を開き、その後、本会議で各委員会の審査結果の報告を受け、討論・採決の予定でございます。  以上であります。  よろしくお願いをいたします。 ○議長(佐々木隆也君) おはかりいたします。  今期定例会の会期は、ただいま委員長の報告のとおり、本日から6月21日までの13日間といたしたいと思います。  これに御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木隆也君) 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は、本日から6月21日までの13日間と決定いたしました。   ───────・─────── ○議長(佐々木隆也君) この際、諸般の報告を行います。 ○議長(佐々木隆也君) 上山留治君は、公務のため欠席する旨の届け出がありました。野尻佐太郎君は、所用のため遅刻する旨の届け出がありました。  次に、悲しいお知らせでございますが、横山定衛君が4月12日に御逝去されましたことは、各位既に御案内のとおりでございますが、ここに改めて御報告を申し上げます。  議員は、昭和50年9月、衆望を担って勝山市議会議員に当選され、爾来、今日まで20年間、不断の熱意と闊達な資質をもって市政の審議に参画されてまいりました。  その間、議員は、副議長や幾多の委員長を歴任され、特に任期中16年間、建設委員会に所属し、勝山市の建設行政に大きな功績を残されるとともに、勝山市の農業をはじめとする地域産業にも特別なる関心を持たれ、企業誘致農林産物の特産化にも格別なる尽力をされました。  議会における議員の活動は人一倍の行動力と実行力があり、他に追随を許さない存在であり、県下の市議会議員による親善ソフトボール大会には毎年出場され、元気と健康は、これこそ誰にも負けないお人でした。  その議員が昨年4月、急に体調を崩し入院され、わずか1年の月日でもって他界されようとは、だれも想像ができませんでした。
     今、静かに議員の議場での姿を思い浮かべるとき、弁舌さわやかで理路整然とした演説は、聞く者に痛快感を持たせ、その説得力は人一倍強く、自分の信念は岩をも通すという議員でありました。  このように、長い間議席を共にし、いろいろと市政について議論を交わしておられたのに、かくもはかなく他界されるとは、人の世の常とは申せ、誠に痛恨の極みと申さねばなりません。  我々市議会にとっても、惜しみて余りある議員の1人を無くしたことは、勝山市議会に大きな空白ができ、誠に悲しくて残念であります。  しかしながら、議員が果たされた功績は不滅のものであり、ここに生前の幾多のご活躍を偲び、我々残された議員一同、ここに深い敬意と哀悼の誠を捧げます。 ○議長(佐々木隆也君) 次に、去る3月定例会において可決されました「地方分権推進法」の早期制定を求める意見書につきましては、3月27日付けをもって、内閣総理大臣をはじめ関係各方面へ提出しておきましたので御了承願います。 ○議長(佐々木隆也君) 去る4月7日に、北信越市議会議長会定期総会が新潟市において開催され、その席上、水上 晟議員が議員在職25年以上の特別表彰、また、辻 一敏議員上山弥栄議員議員在職15年以上の特別表彰を受けられましたので、御報告申し上げます。 ○議長(佐々木隆也君) ここで一言お祝いの言葉を申し上げます。  この度、表彰を受けられました各位には、長年にわたり市民の期待と信頼を得られ、市政と議会の円滑な運営及び地方自治の振興と健全な市政発展に御尽力を賜りました。その輝かしい御功績に対しての表彰であり、深い敬意と感謝を申し上げます。  被表彰の皆様方におかれましては、さらに自重と御自愛を賜りまして、市政の発展と市民福祉の増進にご活躍を下さいますよう、心からお願いを申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます。  おめでとうございました。(拍手) ○議長(佐々木隆也君) 次に、去る3月定例会において、市政当面の問題として各常任委員会に対し、閉会中の継続審査の付託をしておきました事項については、閉会中にそれぞれ調査をされ、その結果の報告が議長に提出されております。これらは議会事務局に保管いたしておりますので、折を見て御覧いただきたいと思います。 ○議長(佐々木隆也君) 次に、今期定例会の説明員につきましては、地方自治法第121条の規定に基づき、6月9日付をもって、市長、教育委員長消防長監査委員及び農業委員会会長に、それぞれ出席の要求をいたしております。  また、これに対して報告のあった出席者を申し上げます。  出席者 今井市長  長谷川消防長  市長の委任を受けた者   島田助役   川村市長公室長企画課長   松田総務部長総務課長   渡市民福祉部長福祉事務所長   松村産業部長林務課長   加藤建設部長都市建設課長   佐野秘書広報課長   坂井税務課長   中村市民課長   留田保健衛生課長   竹内商工観光課長   経塚農務課長   中村開発課長   三屋下水道課長   佐久間上水道課長   宇田会計課長 ○議長(佐々木隆也君) なお、諏訪収入役病気入院中のため、今期定例会は欠席させてほしい旨の申し出がありました。  市長の嘱託を受けた者   仲村教育長教育委員会事務局長事務取扱   同 雲龍庶務課長   同 田中生涯学習課長   同 千葉体育課長   同 平泉図書館長   長谷川消防長   八十嶋監査委員事務局長   黒瀬農業委員会事務局長  教育委員長の委任を受けた者   仲村教育長教育委員会事務局長事務取扱   同 雲龍庶務課長   同 田中生涯学習課長   同 千葉体育課長   同 平泉図書館長  監査委員の委任を受けた者   八十嶋監査委員事務局長  農業委員会会長の委任を受けた者   黒瀬農業委員会事務局長 以上であります。 ○議長(佐々木隆也君) 次に、市長から、提出事件について次の文書がまいっております。             勝総第101号             平成7年6月7日  勝山市議会議長  佐々木隆也 宛       勝山市長 今井三右衛門     議案の送付について  平成7年6月9日招集の勝山市議会定例会に提出するため、次の議案を送付します。  送付議案は、議案第37号から議案第49号までの13件でございます。  これら13件につきましては、既にお手元に配付してございますので、朗読は省略させていただきます。 ○議長(佐々木隆也君) 次に、市長から提出されました地方自治法施行令第146条第2項の規定による平成7年度勝山市一般会計勝山都市計画土地区画整理事業特別会計、勝山市下水道事業特別会計、勝山市農業集落排水事業特別会計繰越明許費繰越計算書及び地方公営企業法第26条第3項の規定による平成6年度勝山市水道事業会計予算繰越計算書をお手元に配付しておきましたので御覧願います。 ○議長(佐々木隆也君) 同じく、市長から提出されました地方自治法第243条の3第2項の規定による勝山市土地開発公社経営状況説明書をお手元に配付しておきましたのであわせて御覧願います。 ○議長(佐々木隆也君) 次に、さきの定例会以後、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により、次の報告を受理いたしております。  平成7年3月24日付け勝監第10号、例月出納検査(2月分)の結果について。  平成7年4月3日付け勝監第16号、平成6年度実施定期監査等の結果について。  平成7年4月25日付け勝監第23号、例月出納検査(3月分)の結果について。  平成7年5月26日付け勝監第28号、例月出納検査(4月分)の結果について。  この監査報告書は、議会事務局に保管いたしております。 ○議長(佐々木隆也君) その他の報告につきましては、議会事務局長をして行わせます。 ○議長(佐々木隆也君) 福田議会事務局長。 ○議会事務局長(福田 稔君) それでは、さきの定例会以後の事務報告を行います。  3月28日 奥越地域地場産業振興センター理事会が同センターで開かれまして、関係の議員が出席されました。  同日 勝山市土地開発公社理事会が開かれまして、関係の議員が出席をされました。  3月29日 大野勝山地区広域行政事務組合議会定例会が勝山市で開かれまして、組合議会の議員が出席をされました。  3月30日 勝山・上志比衛生管理組合議会定例会が当市で開かれまして、同じく組合議会の議員が出席をされました。  4月7日 北信越市議会議長会定期総会が新潟市で開催をされまして、議長が出席をされました。  4月11日 道路交通対策特別委員が、阪神大震災による道路状況を視察のため神戸市へ赴かれました。       同日 都市計画審議会が開かれ、関係の議員が出席をされました。  4月20日 総務委員が、行政視察のため埼玉県志木市へ赴かれました。  4月27日 教育民生委員協議会が開かれまして、保育料改訂問題について協議をされました。  5月11日 議会運営委員会が開かれまして、今期定例会の運営について協議をいたされました。  5月16日 産業経済委員が、行政視察のため長野県小布施町へ赴かれました。  同日 建設委員が、行政視察のため新潟県柏崎市へ赴かれました。  5月18日 三重県尾鷲市議会議員一行が、行政視察のため来勝されました。  5月23日 建設委員協議会が開かれまして、市道認定等について審議をされました。  同日 教育民生委員が、行政視察のため三重県鳥羽市へ赴かれました。  5月25日 水力発電施設周辺地域交付金交付期間延長要求大会が東京都で開かれ、副議長が出席をされました。  5月30日 勝山市土地開発公社理事会がが開かれ、関係の議員が出席されました。  5月31日 県議会議員と語る会を市民開館で開き、全議員が出席をされました。  6月5日 中部縦貫道建設促進福井協議会定期総会が福井市で開かれまして、議長、建設副委員長道路交通対策特別委員長がそれぞれ出席をされました。  以上で、報告を終わります。 ○議長(佐々木隆也君) 以上で、諸般の報告を終わります。   ───────・─────── ○議長(佐々木隆也君) 次に、市長より発言の要求がありますので、これを許します。 ○議長(佐々木隆也君) 今井市長。   (市長 今井三右衛門君 登壇) ○市長(今井三右衛門君) 3月定例会には、あの元気のよかった横山議員も病には勝てず、本定例会17番議席が空席になっているのでございます。ひとしおその淋しさを感じるのでございますが、心から哀悼の意を表する次第でございます。  今また、水上議員、そして、辻議員、上山議員の3名におかれましては、長い間、議会活動自治振興のために、大変な御努力を頂戴いたしたということで、今回、表彰の栄を受けられたのでございます。長い間の御労苦に対しまして心から感謝を申し上げますとともに、今回の栄誉に対しましてお祝いを申し上げる次第でございます。
     本日、定例市議会を招集させていただきましたところ、何かと御多用の中、お揃いで応招いただきまして、厚くお礼を申し上げます。  議員各位におかれましては、今議会は任期中の締めくくりの定例会となるわけでありますが、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  さて、今年は阪神・淡路大震災に始まり、その復旧のさ中での第13回統一地方選挙が行われるという慌ただしい新年度となりました。今年は、戦後50年を迎え、社会の流れを21世紀に向けて大きく変わろうといたしております。  国民の政治意識も激しく変化し、昨今では政党政治に対する不信がつのってきていると思われます。このことは、東京、大阪と、日本を代表する大都市で無党派知事が誕生したという事実が物語っており、地方においても確実に変化を求められております。  当市におきましても、県議会議員に新しい方も選ばれ、時代の潮流にのっていくと実感いたしているところであります。  このように、新しい時代の幕開けを迎えようといたしておりますが、一方では、松本サリン事件に端を発した一連のオウム真理教事件は、日本国内を恐怖と混乱の渦に巻き込み、その影響は遠く海外にまでも及び、安全な日本のイメージが壊されるのではないかと危惧されるところであります。  しかしながら、阪神・淡路大震災の復興も、地域ぐるみの大きな力、ボランティア団体の御努力をはじめとする多くの関係機関の尽力により急ピッチで進んでおり、また、オウム事件も次々とその実態が明らかになり、ついにトップの逮捕を見ることができ、ようやくほっといたしているところでございます。  私は、このような状況を見て、新緑、若葉の間から一筋の日本の平和の光が見えるような気がいたしております。これまでの自衛隊や警察当局など、関係者の皆さんの御労苦に心から敬意と感謝を申し上げますとともに、今後も1日も早い震災の復興と、今なお、避難所生活を余儀なくされている方々への支援、そして、オウム事件の全面的な解決を望んでおるところでございます。  安全な日本への回復こそが、国際社会における信頼性の確保への第一歩であろうと存じておるところでございます。  こうした世情不安の中にあって、我が国を取り巻く経済状況も、ようやく上向きの兆しがあったわけでありますが、日本列島を直撃した「超円高」は、日本経済をさらに低迷させ、地方財政にも極めて大きな影響を与え、厳しい対応を迫られております。  そして、懸案とされておりました、いわゆる「地方分権案」が成立し、いよいよ地方公共団体の果たすべき役割はますます重要となり、その真価が問われる時代を迎えることとなるわけでございます。議員各位には、これまで以上に御支援、御協力をお願い申し上げる次第でございます。  幸い、当市は、厳しい社会情勢の中にあって、21世紀へ向けてこれまでは順調に進んできております。  2シーズン目を迎えましたスキージャム勝山は、目標の29万人を大きく上回る35万6,000人を数え、雁ケ原スキー場を合わせますと、約48万人ものスキー客が訪れたことになり、大変喜ばしい限りでございます。  新年度に入りまして森林公園が4月にオープンし、東山いこいの森も設備の充実等により、5月の連休には県内外から多くの方々が訪れており、当市が目指しておりますオールシーズンの、幅広い交流のある「ふれあいの里」へと着実にその歩みを進めているところであります。  新しい事業といたしましては、在宅介護支援センター開設や、養護学校通学者への手助けをするなど「人にやさしいまちづくり」にも着手し、さらに、懸念されていました雇用促進事業団住宅も、県御当局並びに議員各位の深い御理解と御協力をいただき、お陰をもちまして当市での建設が決定をいたした次第であり、改めて深く感謝の意を表する次第でございます。  そして、市民レベル国際交流を進めるため、この6月下旬から、昨年、友好都市提携をいたしましたアスペン市へ市民主体の「アスペン友好使節団」を送ることといたしております。  また、9月1日には、福井県防災総合訓練が当市で行われることとなっており、これを契機として「災害に強いまちづくり」にも取り組むことといたしておりますので、議員各位の一層の御支援、御協力をお願い申し上げる次第であります。  さて、先月5月31日の出納閉鎖で6年度の一般会計歳入歳出決算を締めくくったところでございますが、一般会計形式収支の2億4,363万5,000円となり、繰越明許費の繰越金を除いた実質収支は1億6,984万6,000円で、昨年度に比べますと3,285万3,000円の増となっております。  このような黒字決算となりましたのは、経常経費の節約、市税等の確保に努めてきた結果と思われますが、このことは、議員各位をはじめ市民の皆さんの深い御理解と御協力の賜と、深甚なる敬意を表するものでございます。これからも、厳しい財政見通しの中にありまして、効率的な行財政運営を目指していきたいと存じておりますので、議員各位の深い御理解と格段の御協力をお願い申し上げます。  今回の定例市議会に御提案申し上げました議案は、平成7年度勝山市一般会計補正予算など13件でございます。これら13件の議案につきましては、それぞれ関係の部・課長からその提案の理由を説明させますので、よろしく御審議の上、御決定をいただきますようお願い申し上げまして、招集の御挨拶といたします。   ───────・─────── ○議長(佐々木隆也君) 次に、日程第3、議案第37号 平成7年度勝山市一般会計補正予算(第1号)  日程第4、議案第38号 平成7年度勝山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)  日程第5、議案第39号 勝山市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について  日程第6、議案第40号 勝山市選挙公報発行に関する条例の一部改正について  日程第7、議案第41号 勝山市道路線の認定について  日程第8、議案第42号 勝山市道路線の変更について  日程第9、議案第43号 勝山市道路線の廃止について  日程第10、議案第44号 勝山市農村集落多目的共同利用施設の設置及び管理に関する条例の制定について  日程第11、議案第45号 勝山市税条例の一部改正について  日程第12、議案第46号 勝山市立三室小学校屋内運動場改築(建築)工事請負契約の締結について  日程第13、議案第47号 平成6年度勝山市一般会計補正予算(第5号)に関する専決処分の承認を求めることについて  日程第14、議案第48号 平成7年度勝山都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)に関する専決処分の承認を求めることについて  日程第15、議案第49号 勝山市税条例の一部改正に関する専決処分の承認を求めることについて  以上の13件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 ○議長(佐々木隆也君) 松田総務部長。   (総務部長 松田正道君 登壇) ○総務部長(松田正道君) ただいま上程されました議案第37号 平成7年度勝山市一般会計補正予算(第1号)につきまして、その提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算は、6月補正という性格上、必要かつ緊急なもののみについて所要の補正をお願いするものでございます。  第1条歳入歳出の補正でございますが、既定の歳入歳出の総額に、歳入歳出それぞれ8,794万7,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ123億4,994万7,000円にいたすものでございます。  1枚おめくりいただきまして、第1表歳入歳出予算補正について内容の御説明を申し上げます。  9款県支出金では、291万2,000円を増額いたすものですが、参議院議員選挙、県知事及び県議会議員選挙費委託金が、それぞれ法改正による単価改定と精算額の確定により増額補正となるものでございます。  13款繰越金では、7,842万6,000円を増額いたすものですが、平成6年度決算剰余金のうち、歳出にかかる所要額を計上させていただいております。  なお、確定した平成6年度決算剰余金は2億4,363万5,000円で、繰越明許費にかかる繰越金を除いた実繰越額は1億6,984万6,000円となっております。  14款諸収入では、660万9,000円を増額補正いたすものですが、県からの弁天グランドゲートボール場補償工事費として計上させていただいております。  次に、2ページに移りまして、歳出でありますが、2款総務費では、4,212万5,000円増額補正をお願いするものですが、参議院議員選挙、県知事及び県議会議員選挙費の追加費用291万2,000円を歳入と同額補正するほか、財政調整基金積立金3,921万3,000円を計上いたしておりますが、これは、地方財政法第7条の規定により、繰越金計上額の2分の1を積み立てるものでございます。  5款労働費では、118万円の増額計上させていただいておりますが、これは、雇用促進住宅建設予定地の地質調査にかかるものであります。  8款土木費では、4,160万9,000円を増額計上させていただくものですが、これも、雇用促進住宅建設予定地の市道拡幅工事と勝山橋仮橋の架設に伴う弁天グランドゲートボール場補償工事を計上いたしております。  10款教育費では、嘱託課長の賃金のほか、雇用促進住宅建設予定地の埋蔵文化財の試掘費用など、303万3,000円を増額計上いたしております。  次に、第2表債務負担行為について新規に設定をお願いするものでありますが、雇用促進住宅建設用地造成事業を行う土地開発公社の長期借入金に対する債務保証を行うものであります。期間は平成8年度まで、限度額は、元金2億3,430万円及びその利子であります。  以上、平成7年度勝山市一般会計補正予算(第1号)につきまして御説明を申し上げましたので、よろしく御審議下さいまして御決定賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(佐々木隆也君) 三屋下水道課長。   (下水道課長 三屋幸夫君 登壇) ○下水道課長(三屋幸夫君) ただいま上程されております議案第38号 平成7年度勝山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。  今回の補正予算は、これまで兼務でありました浄化センター所長の専任配置に伴い、増額補正をお願いするものでございます。  第1条で、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ193万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ19億820万1,000円にいたすものでございます。  補正の内容につきましては第1表により御説明を申し上げます。1枚おめくりいただきたいと思います。  第1表歳入歳出予算補正の歳入から御説明申し上げます。  4款1項の使用料及び手数料は、浄化センター所長の配置に伴い193万5,000円の増となり、歳入既定額に193万5,000円増額補正し、歳入合計を19億820万1,000円にさせていただくものでございます。  続きまして、歳出でございますが、1款1項下水道事業費の増額は、浄化センター所長の配置に伴い193万5,000円の増となり、歳出既定額に193万5,000円増額補正し、歳出合計を19億820万1,000円にお願いするものでございます。  以上、平成7年度勝山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げましたので、よろしく御審議をいただきまして御決定承りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(佐々木隆也君) 佐野秘書広報課長。  (秘書広報課長 佐野瑞円君 登壇) ○秘書広報課長(佐野瑞円君) ただいま上程されております議案第39号 勝山市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、その提案理由を御説明申し上げます。  本案は、地方公務員共済組合法の一部改正がなされ、本年3月31日公布、4月1日から施行されたことに伴いまして、勝山市職員の育児休業等に関する条例の改正をさせていただきたいものでございます。  改正の主な内容でございますが、法律の改正により、育児休業中の職員の共済組合掛金が免除されることとなったため、従来は、幼稚園教諭、保母等に限って特例措置として、本来個人負担であるべき共済組合個人掛金相当分を育児休業給として支給をいたしておりました定めを削除いたすものでございます。  なお、この条例は、公布の日から施行し、本年4月1日に遡及し、適用をいたしたいものでございます。  以上のとおりでございますので、よろしく御審議を下さいまして御決定賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(佐々木隆也君) 松田総務部長。   (総務部長 松田正道君 登壇) ○総務部長(松田正道君) ただいま上程されております議案第40号 勝山市選挙公報発行に関する条例の一部改正につきまして、その提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、政治改革の一環として衆議院議員の選挙制度等に関して公職選挙法が改正されたことにより、本市の選挙公報発行に関する条例においても、その改正をする必要が生じましたので、同条例において選挙公報を発行しないことを定めてあります第6条中「法第100条第1項」を「法第100条第4項」に改めるものでございます。  なお、この条例は、公布の日から施行させていただくものでございますので、よろしく御審議下さいまして御決定賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(佐々木隆也君) 加藤建設部長。   (建設部長 加藤伯昭君 登壇) ○建設部長(加藤伯昭君) ただいま上程されております議案第41号、第42号、第43号の3件につきまして、その提案理由の御説明を申し上げます。  まず始めに、議案第41号 勝山市道路線の認定についてを御説明申し上げます。  今回新たに認定いただきたい路線は、下記調書添付図面のとおり、9路線、延長3,043.2メートルで、いずれも地元住民が生活道路として利用しており、その利便性に寄与するため、道路法第8条第2項の規定に基づき、市道として認定をお願いするものでございます。  次に、議案第42号 勝山市道路線の変更についてを御説明申し上げます。  道路法第10条第3項の規定に基づき、認定路線のうち、道路利用状況の変化に対応するため、起終点の変更を下記調書添付図面のとおり4路線で、差し引き延長増1,136.9メートルをお願いするものでございます。  最後に、議案第43号 勝山市道路線の廃止についてを御説明申し上げます。  勝山市村岡町猿倉地係にございます市道5−51号線、延長191.7メートル、幅員1.5メートルが、今回、社会保険勝山病院建設用地となっため、道路法第10条第3項の規定に基づき、廃止をお願いするものでございます。  以上、議案第41号、第42号、第43号の3件について御説明申し上げましたので、よろしく御審議をくださいまして御承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(佐々木隆也君) 経塚農務課長。   (農務課長 経塚久雄君 登壇) ○農務課長(経塚久雄君) 上程されております議案第44号 勝山市農村集落多目的共同利用施設の設置及び管理に関する条例の制定について、提案理由の御説明を申し上げます。  この施設は、農村地域における生活改善の促進、文化・教養の向上等、農村の環境整備を多目的に推進するために設置した施設でございます。  当施設の効果的な運営を図るため、地方自治法第244条の2の規定に基づき、この案を提出させていただくものでございます。  次のページをおめくりください。  本条例は、5条で構成され、施設の名称を「浄土寺区民センター」とし、管理は、使用区域住民で組織する運営委員会に委託し、その管理費は、委託を受けた委員会負担とするものでございます。  なお、条例の施行について必要な事項は、別途、規則で定め、公布の日から施行するものといたしております。  以上、よろしく御審議くださいまして御決定を賜りますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(佐々木隆也君) 留田保健衛生課長。  (保健衛生課長 留田伸一君 登壇) ○保健衛生課長(留田伸一君) ただいま上程になっております議案第45号 勝山市税条例の一部改正について、その提案理由を申し上げます。  国民健康保険法の改正、地方税法の改正、老人保健法の改正を一括いたしました国保等改正法案が成立、その公布に伴いまして国民健康保険税について改正する必要が生じましたために、本条例案を御提案申し上げた次第でございます。  1枚おめくりをいただきたいと存じます。  第143条及び第151条中「50万円」を「52万円」にさせていただきますのは、国民健康保険税の賦課限度額の改正でございます。  また、第151条及び附則第23条中「法第703条の5」を「法第703条の5第1項」にさせていただきますのは、法改正によります条文の整備でございます。
     なお、この条例は、公布の日から施行し、平成7年4月1日から適用させていただきたいわけでございます。  以上のとおりでございますので、よろしく御審議くださいまして可決賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(佐々木隆也君) 加藤建設部長。   (建設部長 加藤伯昭君 登壇) ○建設部長(加藤伯昭君) 上程されております議案第46号 勝山市立三室小学校屋内運動場改築(建築)工事請負契約の締結について、提案理由の御説明を申し上げます。  本件につきましては、昨年度にその設計委託を株式会社センボー建築事務所に委託しております。また、その管理及び建設予算につきましては、本年度当初予算でお認めをいただいておりますので、去る5月31日に10社による指名競争入札を行いました結果、1億8,488万5,000円で、株式会社古川組、代表取締役 古川 宏に落札決定いたしましたので、請負契約を締結いたしたく、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または、処分に関する条例第2条の規定に基づきまして、議会の議決をいただきたく提案申し上げた次第でございます。  よろしく御審議をいただきまして御決定賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(佐々木隆也君) 松田総務部長。   (総務部長 松田正道君 登壇) ○総務部長(松田正道君) ただいま上程されております議案第47号 平成6年度勝山市一般会計補正予算(第5号)に関する専決処分の承認を求めることについて、その提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、平成7年3月30日付けで専決処分した、平成6年度勝山市一般会計補正予算(第5号)を、地方自治法第179条第3項の規定によりまして、これを議会に報告し、御承認ををお願いするものでございます。  今回の専決処分は年度末となり、特別交付税の額が確定したことや、繰越明許費、地方債の補正を必要とするものが生じ、緊急に予算の補正を要することとなりましたが、議会を招集するいとまがございませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定によりまして、専決処分させていただいたものでございます。  補正予算の内容につきましては、予算書をお開きいただきまして、第1条では、既定の歳入歳出の総額に、歳入歳出それぞれ3億712万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ123億9,231万9,000円とさせていただいたものであります。  第2条繰越明許費、第3条地方債の補正につきましては、それぞれのところで順次御説明を申し上げます。  1枚おめくりいただきまして、1ページをお開き願いたいと思います。  第1表歳入歳出予算補正の歳入について御説明を申し上げます。  2款地方譲与税は、自動車重量譲与税などの額の確定が3月末にあり、1,603万8,000円増額補正いたしました。  3款自動車取得税交付金も、額の確定に伴い、698万5,000円を増額いたしました。  4款地方交付税も、特別交付税の額の確定に伴い、1億1,632万5,000円を増額補正いたしました。本年度は、阪神・淡路大震災の影響で大幅な減額が予想されましたが、幸い、昨年並みの額を確保することができました。  9款県支出金は、地域ぐるみ雪下ろし事業補助金の確定により、56万4,000円の増額補正を行いました。  10款財産収入では、基金利子の確定により、1,350万4,000円増額補正いたしました。  11款寄附金では、社会福祉寄附金として7万1,000円増額いたしました。  14款諸収入では、中部縦貫道用地関係事務委託金など、406万6,000円を増額補正いたしました。  2ページをお開き願いまして、15款市債では、減税補てん債の額の確定と、その他事業の起債許可額の決定に伴い、7,860万円増額補正いたしました。  16款利子割交付金では7,022万6,000円、17款特別地方消費税交付金では74万1,000円、それぞれ額の確定に伴い増額補正させていただきました。  次に、3ページ、歳出に移りまして、2款総務費では、特別交付税等の歳入計上に伴い、財政調整基金積立金として2億9,640万4,000円を増額補正させていただきました。  3款民生費では、地域ぐるみ雪下ろし事業補助金、老人福祉施設整備補助金の追加により、187万9,000円の増額補正をさせていただきました。  4款衛生費では、財源内訳のみ補正を行っております。  6款農林水産業費では、費目の組み換えなど、12万1,000円の増額となっております。  8款土木費では、有料道路の除雪経費などの追加で、827万8,000円の増額補正をさせていただいております。  10款教育費では、文化財調査等作業員賃金などを52万1,000円減額させていただきました。  12款公債費では、元利償還金などの精査により120万1,000円を増額補正させていただいております。  以上、歳入歳出それぞれ3億712万円を増額補正させていただきましたので、よろしくお願い申し上げます。  次に、4ページに移りまして、第2表繰越明許費の補正について御説明申し上げます。  6年度予算で、元町書庫改修事業として600万円を計上しておりましたが、7年度で元町書庫改修を本格的に行うこととなったので、これを繰り越しして同時に施工することといたしました。  次に、第3表地方債補正についてですが、減税補てん債6,020万円の追加のほか、道路改良事業などで充当率が変更されたことにより、限度額が7,560万円増額変更いたしております。  また、農道整備事業で起債枠が拡大されたことにより、新たに300万円起債することといたしました。  その他、起債の方法、償還の方法については変更がございません。  以上が専決処分の内容でございますので、よろしく御審議くださいまして御承認賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(佐々木隆也君) 加藤建設部長。   (建設部長 加藤伯昭君 登壇) ○建設部長(加藤伯昭君) 上程されております議案第48号 平成7年度勝山都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)に関する専決処分の承認を求めることについて、その提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算は、平成6年度の同会計の決算の結果、前年度繰上充用金に不足を生じ、かつ5月末に執行が必要となり、かつ議会を招集するいとまがないと認め、地方自治法第179条第1項の規定により、平成7年5月19日付けで所要の補正を専決処分させていただきましたので、これを報告し、その承認をお願いするものでございます。  2枚おめくりをいただきまして、補正予算書をお開きいただきたいと存じます。  第1条で、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2,226万円を追加し、歳入歳出それぞれ8億8,225万6,000円といたしたいのでございます。  内容につきましては、第1表により御説明申し上げますので、1枚おめくりをいただきたいと存じます。  第1表歳入歳出予算補正により、まず歳出の方から御説明申し上げますと、平成6年度の予算における保留地処分時期の延期、変更などによる歳入不足によりまして、3款1項前年度繰上充用金に2,226万円の不足が生じましたので、追加補正を専決させていただきました。  これによりまして、歳入の2款1項の翌年度繰上充用金で、歳出と同額の2,226万円の追加補正をさせていただいたものでございます。  以上が補正予算(第1号)でございます。  よろしく御審議を賜りまして御決定賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(佐々木隆也君) 坂井税務課長。   (税務課長 坂井武男君 登壇) ○税務課長(坂井武男君) ただいま上程されています議案第49号 勝山市税条例の一部改正に関する専決処分の承認を求めることについて、その提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、去る3月17日の通常国会において、地方税法の一部を改正する法律が可決成立し、3月23日公布されましたので、市税条例の一部改正が必要となったわけでありますが、議会におはかりするいとまがなく、3月31日付けにて、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分させていただきましたので、これを御報告し、御承認をお願いするものであります。  2枚おめくりをいただきまして、今回の改正点を申し上げますと、市民税関係において、個人市民税の配当控除の特定株式投資信託に係る収益の分配を証券投資信託の収益の分配から除き、総所得額に算入するとともに、配当控除の適用対象とする改正をいたすものでございます。  次に、阪神・淡路大震災に係る固定資産税及び都市計画税の特例の創設についてでございますが、被害が甚大かつ広域であることから、被災住宅用地における土地においては住宅用地とみなし、平成8年度分または平成9年度分の固定資産税、都市計画税において、当該年度に係る賦課期日において課税標準の特例である小規模住宅用地の固定資産税の課税額を価格の6分の1の額、都市計画税では、課税標準額を価格の3分の1の額とし、それ以外の一般住宅用地については、固定資産税の課税標準額を価格の3分の1の額に、また、都市計画税は、課税標準額を価格の3分の2の額とする特例が講じられるものでございます。  次に、仮換地等におきます被災住宅用地におきましても、平成7年度に係る賦課期日に所有者とみなされたときは、平成8年度分または平成9年度分の固定資産税及び都市計画税において、課税標準の特例規定の適用となるものです。  次に、滅失、損壊した償却資産の代替資産におきまして、被災住宅業者の再建、復旧、復興に資するための旧資産に代わる償却資産に対しまして3年間、価格の2分の1の額とするものでございます。また、滅失、損壊価格の代償価格についても、住宅や事業用建物の再建をし、復旧に資するため、旧家屋に代わる家屋を取得した場合、固定資産税及び都市計画税については、3年間、特例の適用を受けるその部分に係る税額2分の1の相当額を減額するものです。  なお、この特例の適用を受けようとする者は、申告義務を課することとなっております。  次、おめくりいただきまして、次に、急激な地下の下落傾向に対応するため、固定資産税及び都市計画税の税負担について、現行の各種負担調整措置に加え、平成7年度及び平成8年度に限り、評価の上昇率に応じた臨時的な課税標準の特例措置が講じられ、住宅、非住宅の用途の区分における上昇率、改正前「2.4倍」を「2.5倍」と加味し、よりなだらかな税負担とするものでございます。  次に、軽自動車につきましては、電気自動車に係る税率の特例措置の廃止をいたすものです。  次に、土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得4,000万円以下の部分に、平成8年度から税率100分の5.5、改正前一律100分の6に対し100分の0.5引き下げるものであります。  また、平成8年1月1日以降に土地等の譲渡をする者が、その前年に土地等に係る長期譲渡所得を有する場合、前年の長期譲渡所得を、当年の長期譲渡所得を換算した金額により税額計算を行い、前年の税額控除をした税額を、その年の長期譲渡所得に係る税額とする改正がなされたわけであります。  その他、地方税法の条項及び適用期間の延長の改正に伴うもの並びに市税条例の字句の修正による所要事項の改正を行ったものでございます。  この条例は、平成7年4月1日から施行し、平成8年度以降に適用するものについては附則において経過措置で定めております。  以上で、提案理由といたしますので、よろしく御審議を賜り御承認くださいますよう、お願い申し上げます。 ○議長(佐々木隆也君) 以上で、本日は散会いたします。 ────────────────────          午前11時36分 散会...