勝山市議会 1995-06-09
平成 7年 6月定例会(第1号 6月 9日)
本日、
定例市議会を招集させていただきましたところ、何かと御多用の中、お揃いで応招いただきまして、厚くお礼を申し上げます。
議員各位におかれましては、今議会は任期中の締めくくりの
定例会となるわけでありますが、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
さて、今年は阪神・
淡路大震災に始まり、その復旧のさ中での第13回
統一地方選挙が行われるという慌ただしい新年度となりました。今年は、戦後50年を迎え、社会の流れを21世紀に向けて大きく変わろうといたしております。
国民の
政治意識も激しく変化し、昨今では
政党政治に対する不信がつのってきていると思われます。このことは、東京、大阪と、日本を代表する大都市で
無党派知事が誕生したという事実が物語っており、地方においても確実に変化を求められております。
当市におきましても、
県議会議員に新しい方も選ばれ、時代の潮流にのっていくと実感いたしているところであります。
このように、新しい時代の幕開けを迎えようといたしておりますが、一方では、
松本サリン事件に端を発した一連の
オウム真理教事件は、
日本国内を恐怖と混乱の渦に巻き込み、その影響は遠く海外にまでも及び、安全な日本のイメージが壊されるのではないかと危惧されるところであります。
しかしながら、阪神・
淡路大震災の復興も、
地域ぐるみの大きな力、
ボランティア団体の御努力をはじめとする多くの
関係機関の尽力により急ピッチで進んでおり、また、
オウム事件も次々とその実態が明らかになり、ついにトップの逮捕を見ることができ、ようやくほっといたしているところでございます。
私は、このような状況を見て、新緑、若葉の間から一筋の日本の平和の光が見えるような気がいたしております。これまでの自衛隊や
警察当局など、関係者の皆さんの御労苦に心から敬意と感謝を申し上げますとともに、今後も1日も早い震災の復興と、今なお、
避難所生活を余儀なくされている方々への支援、そして、
オウム事件の全面的な解決を望んでおるところでございます。
安全な日本への回復こそが、
国際社会における信頼性の確保への第一歩であろうと存じておるところでございます。
こうした世情不安の中にあって、我が国を取り巻く
経済状況も、ようやく上向きの兆しがあったわけでありますが、
日本列島を直撃した「超円高」は、
日本経済をさらに低迷させ、
地方財政にも極めて大きな影響を与え、厳しい対応を迫られております。
そして、懸案とされておりました、いわゆる「
地方分権案」が成立し、いよいよ
地方公共団体の果たすべき役割はますます重要となり、その真価が問われる時代を迎えることとなるわけでございます。
議員各位には、これまで以上に御支援、御協力をお願い申し上げる次第でございます。
幸い、当市は、厳しい
社会情勢の中にあって、21世紀へ向けてこれまでは順調に進んできております。
2
シーズン目を迎えました
スキージャム勝山は、目標の29万人を大きく上回る35万6,000人を数え、雁ケ原
スキー場を合わせますと、約48万人もの
スキー客が訪れたことになり、大変喜ばしい限りでございます。
新年度に入りまして森林公園が4月にオープンし、
東山いこいの森も設備の充実等により、5月の連休には県内外から多くの方々が訪れており、当市が目指しておりますオール
シーズンの、幅広い交流のある「ふれあいの里」へと着実にその歩みを進めているところであります。
新しい事業といたしましては、
在宅介護支援センター開設や、
養護学校通学者への手助けをするなど「人にやさしい
まちづくり」にも着手し、さらに、懸念されていました
雇用促進事業団住宅も、県御当局並びに
議員各位の深い御理解と御協力をいただき、お陰をもちまして当市での建設が決定をいたした次第であり、改めて深く感謝の意を表する次第でございます。
そして、
市民レベルの
国際交流を進めるため、この6月下旬から、昨年、
友好都市提携をいたしました
アスペン市へ
市民主体の「
アスペン友好使節団」を送ることといたしております。
また、9月1日には、福井県
防災総合訓練が当市で行われることとなっており、これを契機として「災害に強い
まちづくり」にも取り組むことといたしておりますので、
議員各位の一層の御支援、御協力をお願い申し上げる次第であります。
さて、先月5月31日の
出納閉鎖で6年度の
一般会計歳入歳出決算を締めくくったところでございますが、
一般会計の
形式収支の2億4,363万5,000円となり、
繰越明許費の繰越金を除いた
実質収支は1億6,984万6,000円で、昨年度に比べますと3,285万3,000円の増となっております。
このような
黒字決算となりましたのは、
経常経費の節約、市税等の確保に努めてきた結果と思われますが、このことは、
議員各位をはじめ市民の皆さんの深い御理解と御協力の賜と、深甚なる敬意を表するものでございます。これからも、厳しい
財政見通しの中にありまして、効率的な
行財政運営を目指していきたいと存じておりますので、
議員各位の深い御理解と格段の御協力をお願い申し上げます。
今回の
定例市議会に御提案申し上げました議案は、平成7年度勝山市
一般会計補正予算など13件でございます。これら13件の議案につきましては、それぞれ関係の部・課長からその提案の理由を説明させますので、よろしく御審議の上、御決定をいただきますようお願い申し上げまして、招集の御挨拶といたします。
───────・───────
○議長(
佐々木隆也君) 次に、日程第3、議案第37号 平成7年度勝山市
一般会計補正予算(第1号)
日程第4、議案第38号 平成7年度勝山市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)
日程第5、議案第39号 勝山市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について
日程第6、議案第40号 勝山市
選挙公報発行に関する条例の一部改正について
日程第7、議案第41号
勝山市道路線の認定について
日程第8、議案第42号
勝山市道路線の変更について
日程第9、議案第43号
勝山市道路線の廃止について
日程第10、議案第44号 勝山市
農村集落多目的共同利用施設の設置及び管理に関する条例の制定について
日程第11、議案第45号 勝山市
税条例の一部改正について
日程第12、議案第46号
勝山市立三室
小学校屋内運動場改築(建築)
工事請負契約の締結について
日程第13、議案第47号 平成6年度勝山市
一般会計補正予算(第5号)に関する
専決処分の承認を求めることについて
日程第14、議案第48号 平成7年度
勝山都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)に関する
専決処分の承認を求めることについて
日程第15、議案第49号 勝山市
税条例の一部改正に関する
専決処分の承認を求めることについて
以上の13件を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○議長(
佐々木隆也君)
松田総務部長。
(
総務部長 松田正道君 登壇)
○
総務部長(松田正道君) ただいま上程されました議案第37号 平成7年度勝山市
一般会計補正予算(第1号)につきまして、その
提案理由の御説明を申し上げます。
今回の補正予算は、6月補正という性格上、必要かつ緊急なもののみについて所要の補正をお願いするものでございます。
第1条歳入歳出の補正でございますが、既定の歳入歳出の総額に、歳入歳出それぞれ8,794万7,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ123億4,994万7,000円にいたすものでございます。
1枚おめくりいただきまして、第1表歳入歳出予算補正について内容の御説明を申し上げます。
9款県支出金では、291万2,000円を増額いたすものですが、参議院議員選挙、県知事及び
県議会議員選挙費委託金が、それぞれ法改正による単価改定と精算額の確定により増額補正となるものでございます。
13款繰越金では、7,842万6,000円を増額いたすものですが、平成6年度決算剰余金のうち、歳出にかかる所要額を計上させていただいております。
なお、確定した平成6年度決算剰余金は2億4,363万5,000円で、
繰越明許費にかかる繰越金を除いた実
繰越額は1億6,984万6,000円となっております。
14款諸収入では、660万9,000円を増額補正いたすものですが、県からの弁天グランドゲートボール場補償工事費として計上させていただいております。
次に、2ページに移りまして、歳出でありますが、2款総務費では、4,212万5,000円増額補正をお願いするものですが、参議院議員選挙、県知事及び
県議会議員選挙費の追加費用291万2,000円を歳入と同額補正するほか、財政調整基金積立金3,921万3,000円を計上いたしておりますが、これは、
地方財政法第7条の規定により、繰越金計上額の2分の1を積み立てるものでございます。
5款労働費では、118万円の増額計上させていただいておりますが、これは、雇用促進住宅建設予定地の地質調査にかかるものであります。
8款土木費では、4,160万9,000円を増額計上させていただくものですが、これも、雇用促進住宅建設予定地の市道拡幅工事と勝山橋仮橋の架設に伴う弁天グランドゲートボール場補償工事を計上いたしております。
10款教育費では、嘱託課長の賃金のほか、雇用促進住宅建設予定地の埋蔵文化財の試掘費用など、303万3,000円を増額計上いたしております。
次に、第2表債務負担行為について新規に設定をお願いするものでありますが、雇用促進住宅建設用地造成事業を行う土地開発公社の長期借入金に対する債務保証を行うものであります。期間は平成8年度まで、限度額は、元金2億3,430万円及びその利子であります。
以上、平成7年度勝山市
一般会計補正予算(第1号)につきまして御説明を申し上げましたので、よろしく御審議下さいまして御決定賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
佐々木隆也君)
三屋下水道課長。
(
下水道課長 三屋幸夫君 登壇)
○
下水道課長(三屋幸夫君) ただいま上程されております議案第38号 平成7年度勝山市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、
提案理由を申し上げます。
今回の補正予算は、これまで兼務でありました浄化
センター所長の専任配置に伴い、増額補正をお願いするものでございます。
第1条で、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ193万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ19億820万1,000円にいたすものでございます。
補正の内容につきましては第1表により御説明を申し上げます。1枚おめくりいただきたいと思います。
第1表歳入歳出予算補正の歳入から御説明申し上げます。
4款1項の使用料及び手数料は、浄化
センター所長の配置に伴い193万5,000円の増となり、歳入既定額に193万5,000円増額補正し、歳入合計を19億820万1,000円にさせていただくものでございます。
続きまして、歳出でございますが、1款1項下水道事業費の増額は、浄化
センター所長の配置に伴い193万5,000円の増となり、歳出既定額に193万5,000円増額補正し、歳出合計を19億820万1,000円にお願いするものでございます。
以上、平成7年度勝山市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げましたので、よろしく御審議をいただきまして御決定承りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
佐々木隆也君)
佐野秘書広報課長。
(
秘書広報課長 佐野瑞円君 登壇)
○
秘書広報課長(佐野瑞円君) ただいま上程されております議案第39号 勝山市職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について、その
提案理由を御説明申し上げます。
本案は、地方公務員共済組合法の一部改正がなされ、本年3月31日公布、4月1日から施行されたことに伴いまして、勝山市職員の
育児休業等に関する条例の改正をさせていただきたいものでございます。
改正の主な内容でございますが、法律の改正により、育児休業中の職員の共済組合掛金が免除されることとなったため、従来は、幼稚園教諭、保母等に限って特例措置として、本来個人負担であるべき共済組合個人掛金相当分を育児休業給として支給をいたしておりました定めを削除いたすものでございます。
なお、この条例は、公布の日から施行し、本年4月1日に遡及し、適用をいたしたいものでございます。
以上のとおりでございますので、よろしく御審議を下さいまして御決定賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
佐々木隆也君)
松田総務部長。
(
総務部長 松田正道君 登壇)
○
総務部長(松田正道君) ただいま上程されております議案第40号 勝山市
選挙公報発行に関する条例の一部改正につきまして、その
提案理由の御説明を申し上げます。
本案は、政治改革の一環として衆議院議員の選挙制度等に関して公職選挙法が改正されたことにより、本市の
選挙公報発行に関する条例においても、その改正をする必要が生じましたので、同条例において選挙公報を発行しないことを定めてあります第6条中「法第100条第1項」を「法第100条第4項」に改めるものでございます。
なお、この条例は、公布の日から施行させていただくものでございますので、よろしく御審議下さいまして御決定賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
佐々木隆也君)
加藤建設部長。
(
建設部長 加藤伯昭君 登壇)
○
建設部長(加藤伯昭君) ただいま上程されております議案第41号、第42号、第43号の3件につきまして、その
提案理由の御説明を申し上げます。
まず始めに、議案第41号
勝山市道路線の認定についてを御説明申し上げます。
今回新たに認定いただきたい路線は、下記調書添付図面のとおり、9路線、延長3,043.2メートルで、いずれも地元住民が生活道路として利用しており、その利便性に寄与するため、道路法第8条第2項の規定に基づき、市道として認定をお願いするものでございます。
次に、議案第42号
勝山市道路線の変更についてを御説明申し上げます。
道路法第10条第3項の規定に基づき、認定路線のうち、道路利用状況の変化に対応するため、起終点の変更を下記調書添付図面のとおり4路線で、差し引き延長増1,136.9メートルをお願いするものでございます。
最後に、議案第43号
勝山市道路線の廃止についてを御説明申し上げます。
勝山市村岡町猿倉地係にございます市道5−51号線、延長191.7メートル、幅員1.5メートルが、今回、社会保険勝山病院建設用地となっため、道路法第10条第3項の規定に基づき、廃止をお願いするものでございます。
以上、議案第41号、第42号、第43号の3件について御説明申し上げましたので、よろしく御審議をくださいまして御承認賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
佐々木隆也君)
経塚農務課長。
(
農務課長 経塚久雄君 登壇)
○
農務課長(経塚久雄君) 上程されております議案第44号 勝山市
農村集落多目的共同利用施設の設置及び管理に関する条例の制定について、
提案理由の御説明を申し上げます。
この施設は、農村地域における生活改善の促進、文化・教養の向上等、農村の環境整備を多目的に推進するために設置した施設でございます。
当施設の効果的な運営を図るため、
地方自治法第244条の2の規定に基づき、この案を提出させていただくものでございます。
次のページをおめくりください。
本条例は、5条で構成され、施設の名称を「浄土寺区民
センター」とし、管理は、使用区域住民で組織する運営
委員会に委託し、その管理費は、委託を受けた
委員会負担とするものでございます。
なお、条例の施行について必要な事項は、別途、規則で定め、公布の日から施行するものといたしております。
以上、よろしく御審議くださいまして御決定を賜りますよう、お願いを申し上げます。
○議長(
佐々木隆也君)
留田保健衛生課長。
(
保健衛生課長 留田伸一君 登壇)
○
保健衛生課長(留田伸一君) ただいま上程になっております議案第45号 勝山市
税条例の一部改正について、その
提案理由を申し上げます。
国民健康保険法の改正、地方税法の改正、老人保健法の改正を一括いたしました国保等改正法案が成立、その公布に伴いまして国民健康保険税について改正する必要が生じましたために、本条例案を御提案申し上げた次第でございます。
1枚おめくりをいただきたいと存じます。
第143条及び第151条中「50万円」を「52万円」にさせていただきますのは、国民健康保険税の賦課限度額の改正でございます。
また、第151条及び附則第23条中「法第703条の5」を「法第703条の5第1項」にさせていただきますのは、法改正によります条文の整備でございます。
なお、この条例は、公布の日から施行し、平成7年4月1日から適用させていただきたいわけでございます。
以上のとおりでございますので、よろしく御審議くださいまして可決賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
佐々木隆也君)
加藤建設部長。
(
建設部長 加藤伯昭君 登壇)
○
建設部長(加藤伯昭君) 上程されております議案第46号
勝山市立三室
小学校屋内運動場改築(建築)
工事請負契約の締結について、
提案理由の御説明を申し上げます。
本件につきましては、昨年度にその設計委託を株式会社センボー建築事務所に委託しております。また、その管理及び建設予算につきましては、本年度当初予算でお認めをいただいておりますので、去る5月31日に10社による指名競争入札を行いました結果、1億8,488万5,000円で、株式会社古川組、代表取締役 古川 宏に落札決定いたしましたので、請負契約を締結いたしたく、
地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または、処分に関する条例第2条の規定に基づきまして、議会の議決をいただきたく提案申し上げた次第でございます。
よろしく御審議をいただきまして御決定賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
佐々木隆也君)
松田総務部長。
(
総務部長 松田正道君 登壇)
○
総務部長(松田正道君) ただいま上程されております議案第47号 平成6年度勝山市
一般会計補正予算(第5号)に関する
専決処分の承認を求めることについて、その
提案理由の御説明を申し上げます。
本案は、平成7年3月30日付けで
専決処分した、平成6年度勝山市
一般会計補正予算(第5号)を、
地方自治法第179条第3項の規定によりまして、これを議会に報告し、御承認ををお願いするものでございます。
今回の
専決処分は年度末となり、特別交付税の額が確定したことや、
繰越明許費、地方債の補正を必要とするものが生じ、緊急に予算の補正を要することとなりましたが、議会を招集するいとまがございませんでしたので、
地方自治法第179条第1項の規定によりまして、
専決処分させていただいたものでございます。
補正予算の内容につきましては、予算書をお開きいただきまして、第1条では、既定の歳入歳出の総額に、歳入歳出それぞれ3億712万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ123億9,231万9,000円とさせていただいたものであります。
第2条
繰越明許費、第3条地方債の補正につきましては、それぞれのところで順次御説明を申し上げます。
1枚おめくりいただきまして、1ページをお開き願いたいと思います。
第1表歳入歳出予算補正の歳入について御説明を申し上げます。
2款地方譲与税は、自動車重量譲与税などの額の確定が3月末にあり、1,603万8,000円増額補正いたしました。
3款自動車取得税交付金も、額の確定に伴い、698万5,000円を増額いたしました。
4款地方交付税も、特別交付税の額の確定に伴い、1億1,632万5,000円を増額補正いたしました。本年度は、阪神・
淡路大震災の影響で大幅な減額が予想されましたが、幸い、昨年並みの額を確保することができました。
9款県支出金は、
地域ぐるみ雪下ろし事業補助金の確定により、56万4,000円の増額補正を行いました。
10款財産収入では、基金利子の確定により、1,350万4,000円増額補正いたしました。
11款寄附金では、社会福祉寄附金として7万1,000円増額いたしました。
14款諸収入では、中部縦貫道用地関係事務委託金など、406万6,000円を増額補正いたしました。
2ページをお開き願いまして、15款市債では、減税補てん債の額の確定と、その他事業の起債許可額の決定に伴い、7,860万円増額補正いたしました。
16款利子割交付金では7,022万6,000円、17款特別地方消費税交付金では74万1,000円、それぞれ額の確定に伴い増額補正させていただきました。
次に、3ページ、歳出に移りまして、2款総務費では、特別交付税等の歳入計上に伴い、財政調整基金積立金として2億9,640万4,000円を増額補正させていただきました。
3款民生費では、
地域ぐるみ雪下ろし事業補助金、老人福祉施設整備補助金の追加により、187万9,000円の増額補正をさせていただきました。
4款衛生費では、財源内訳のみ補正を行っております。
6款農林水産業費では、費目の組み換えなど、12万1,000円の増額となっております。
8款土木費では、有料道路の除雪経費などの追加で、827万8,000円の増額補正をさせていただいております。
10款教育費では、文化財調査等作業員賃金などを52万1,000円減額させていただきました。
12款公債費では、元利償還金などの精査により120万1,000円を増額補正させていただいております。
以上、歳入歳出それぞれ3億712万円を増額補正させていただきましたので、よろしくお願い申し上げます。
次に、4ページに移りまして、第2表
繰越明許費の補正について御説明申し上げます。
6年度予算で、元町書庫改修事業として600万円を計上しておりましたが、7年度で元町書庫改修を本格的に行うこととなったので、これを繰り越しして同時に施工することといたしました。
次に、第3表地方債補正についてですが、減税補てん債6,020万円の追加のほか、道路改良事業などで充当率が変更されたことにより、限度額が7,560万円増額変更いたしております。
また、農道整備事業で起債枠が拡大されたことにより、新たに300万円起債することといたしました。
その他、起債の方法、償還の方法については変更がございません。
以上が
専決処分の内容でございますので、よろしく御審議くださいまして御承認賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
佐々木隆也君)
加藤建設部長。
(
建設部長 加藤伯昭君 登壇)
○
建設部長(加藤伯昭君) 上程されております議案第48号 平成7年度
勝山都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)に関する
専決処分の承認を求めることについて、その
提案理由の御説明を申し上げます。
今回の補正予算は、平成6年度の同会計の決算の結果、前年度繰上充用金に不足を生じ、かつ5月末に執行が必要となり、かつ議会を招集するいとまがないと認め、
地方自治法第179条第1項の規定により、平成7年5月19日付けで所要の補正を
専決処分させていただきましたので、これを報告し、その承認をお願いするものでございます。
2枚おめくりをいただきまして、補正予算書をお開きいただきたいと存じます。
第1条で、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2,226万円を追加し、歳入歳出それぞれ8億8,225万6,000円といたしたいのでございます。
内容につきましては、第1表により御説明申し上げますので、1枚おめくりをいただきたいと存じます。
第1表歳入歳出予算補正により、まず歳出の方から御説明申し上げますと、平成6年度の予算における保留地処分時期の延期、変更などによる歳入不足によりまして、3款1項前年度繰上充用金に2,226万円の不足が生じましたので、追加補正を専決させていただきました。
これによりまして、歳入の2款1項の翌年度繰上充用金で、歳出と同額の2,226万円の追加補正をさせていただいたものでございます。
以上が補正予算(第1号)でございます。
よろしく御審議を賜りまして御決定賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(
佐々木隆也君)
坂井税務課長。
(
税務課長 坂井武男君 登壇)
○
税務課長(坂井武男君) ただいま上程されています議案第49号 勝山市
税条例の一部改正に関する
専決処分の承認を求めることについて、その
提案理由の御説明を申し上げます。
本案は、去る3月17日の通常国会において、地方税法の一部を改正する法律が可決成立し、3月23日公布されましたので、市
税条例の一部改正が必要となったわけでありますが、議会におはかりするいとまがなく、3月31日付けにて、
地方自治法第179条第1項の規定により、
専決処分させていただきましたので、これを御報告し、御承認をお願いするものであります。
2枚おめくりをいただきまして、今回の改正点を申し上げますと、市民税関係において、個人市民税の配当控除の特定株式投資信託に係る収益の分配を証券投資信託の収益の分配から除き、総所得額に算入するとともに、配当控除の適用対象とする改正をいたすものでございます。
次に、阪神・
淡路大震災に係る固定資産税及び都市計画税の特例の創設についてでございますが、被害が甚大かつ広域であることから、被災住宅用地における土地においては住宅用地とみなし、平成8年度分または平成9年度分の固定資産税、都市計画税において、当該年度に係る賦課期日において課税標準の特例である小規模住宅用地の固定資産税の課税額を価格の6分の1の額、都市計画税では、課税標準額を価格の3分の1の額とし、それ以外の一般住宅用地については、固定資産税の課税標準額を価格の3分の1の額に、また、都市計画税は、課税標準額を価格の3分の2の額とする特例が講じられるものでございます。
次に、仮換地等におきます被災住宅用地におきましても、平成7年度に係る賦課期日に所有者とみなされたときは、平成8年度分または平成9年度分の固定資産税及び都市計画税において、課税標準の特例規定の適用となるものです。
次に、滅失、損壊した償却資産の代替資産におきまして、被災住宅業者の再建、復旧、復興に資するための旧資産に代わる償却資産に対しまして3年間、価格の2分の1の額とするものでございます。また、滅失、損壊価格の代償価格についても、住宅や事業用建物の再建をし、復旧に資するため、旧家屋に代わる家屋を取得した場合、固定資産税及び都市計画税については、3年間、特例の適用を受けるその部分に係る税額2分の1の相当額を減額するものです。
なお、この特例の適用を受けようとする者は、申告義務を課することとなっております。
次、おめくりいただきまして、次に、急激な地下の下落傾向に対応するため、固定資産税及び都市計画税の税負担について、現行の各種負担調整措置に加え、平成7年度及び平成8年度に限り、評価の上昇率に応じた臨時的な課税標準の特例措置が講じられ、住宅、非住宅の用途の区分における上昇率、改正前「2.4倍」を「2.5倍」と加味し、よりなだらかな税負担とするものでございます。
次に、軽自動車につきましては、電気自動車に係る税率の特例措置の廃止をいたすものです。
次に、土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得4,000万円以下の部分に、平成8年度から税率100分の5.5、改正前一律100分の6に対し100分の0.5引き下げるものであります。
また、平成8年1月1日以降に土地等の譲渡をする者が、その前年に土地等に係る長期譲渡所得を有する場合、前年の長期譲渡所得を、当年の長期譲渡所得を換算した金額により税額計算を行い、前年の税額控除をした税額を、その年の長期譲渡所得に係る税額とする改正がなされたわけであります。
その他、地方税法の条項及び適用期間の延長の改正に伴うもの並びに市
税条例の字句の修正による所要事項の改正を行ったものでございます。
この条例は、平成7年4月1日から施行し、平成8年度以降に適用するものについては附則において経過措置で定めております。
以上で、
提案理由といたしますので、よろしく御審議を賜り御承認くださいますよう、お願い申し上げます。
○議長(
佐々木隆也君) 以上で、本日は散会いたします。
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午前11時36分 散会...